2011年01月27日

魅惑のフランスワイン

世界で最も偉大なワインを産出するボルドー、ブルゴーニュをはじめ、シャンパーニュの産地としても知られるフランスのワインは、AOC法(原産地統制名称法)というワイン法によって規制され、厳しい品質管理がなされています。Vins de Table(テーブルワイン)、Vins de Pays(地酒)、AO VDQS(上質指定ワイン)、AOC(原産地統制名称ワイン)の4つに品質分類され、多様で高品質なワインが造り続けられています。
フランスには前出の3つの生産地のほか、コート・デュ・ローヌ、アルザス、ロワール、プロヴァンスなど数多くのワインの生産地があり、各地域で個性豊かなワインが産出されています。

フランスの主な生産地のワインの特徴

Bordeaux(ボルドー)
フランス第一、世界一の良質のワインの最大生産地であるボルドー。ボルドーワインは、ブルゴーニュと違い、数種のブドウから採れたワインを混醸。1855年にワインの格付けが行われ、第一級の称号を与えられた、シャトー・マルゴー、シャトー・ラトゥール、シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ラフィット・ロスシルド、シャトー・ムートン・ロスシルドは、ボルドーの五大シャトーとして、世界トップクラスのワインに位置づけられています。



Bourgogne(ブルゴーニュ)
 世界一有名なワイン「ロマネ・コンティ」の産地としても知られる、ブルゴーニュのワインは、単一の品種から造られるのが特徴。例えば、シャブリ地区のAOCはChablis Grand Cru(シャブリ・ グラン・クリュ)、Chablis Premier Cru(シャブリ・プルミエ・クリュ)、Chablis(シャブリ)、Petit Chablis(プティ・シャブリ)の4つに格付けされています。ボジョレ・ヌーヴォーで有名なボジョレ地区も。



Val de Loire(ロワール渓谷地方)
 古城が点在する風光明媚な観光地としても有名なフランス最長の河、ロワール川流域の産地。白とロゼワインが中心で、全般的にフルーティで早飲みタイプのワインが多い。



Cotes du Rhone(コート・デュ・ローヌ)
 ボルドーに次ぐフランス第2のAOCワインの産地。ローヌ河流域にあり、ワインの種類は多彩。ほとんどが赤ワインで、力強くアルコール度の高いコクのあるワインを産出。代表的なワインに、グルナッシュ・シラー主体のシャトー・ヌフ・デュ・パプや、シラー種主体のエルミタージュがあります。


Languedoc-Roussillon(ラングドック・ルーション)
 フランスでは一番広い、地中海に臨むワイン生産地帯で、フランス産Vins de Tableの大部分とVins de Paysの大半(フランス全体の70%)が生産されます。




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Posted by marimari at 00:00│Comments(0)
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